Sさん、準2級合格おめでとう!

Sさんはあと一歩というところで何度か準2級合格に手が届かないという状況でした。私が診断しても、特にリスニングに強みがあり、単語や文法に少しだけ補強が必要という程度で合格を非常に惜しい状態で逃している、という現状でした。

ただ、合格にこだわるあまり、周りからの期待や本人が感じるプレッシャーがあったのだろうとは推測できましたから、いつも通り私はほかの生徒さんと同様にSさんを信じるという大方針のもと、「英語を嫌いにならない」「今週は英語を先週よりちょっとだけ好きになる」というレッスンを繰り返しました。

もちろん具体的に過去問対策はしていきましたが、特に英単語は非常に単調にならざるを得ない部分もあります。そういう時こそ私とコミュニケーションを取って、良い意味で気を紛らわしてという時間の使い方も大事だったと思います。そういう意味ではSさんは私をうまく使ってくれたと思います。

一般論として、同じ級で何度も不合格となるとモチベーションが急落しがちです。そういうときこそ講師が伴走しながら、励まし、具体的な解決策を提示し、一緒に取り組み、とことん生徒さんを信じるという姿勢が何より重要です。

また、結果よりもプロセスを重視して「今日はここだけは頑張ろう!」とか、たまに外国人ゲスト講師を招聘して『外国人とのコミュニケーション』という英語を学ぶ本来の意味を再確認するという時間も取りました。

結果として、受講3か月ほどで合格に手が届き、なんと準2級プラスを飛び越えた成績だったのです。これはもちろん通っている高校の先生方の協力も不可欠だったろうし、何より本人の「絶対今回は合格してやるんだ!」という強くて熱い気持ちがあったろうと思います。

それにしても、受講生が目標を突破して喜ぶ姿というのは本当に何度目にしても心から嬉しいと思います。引き続き2級合格に向けて全力でサポートしてまいります。