英語に悩んでいるのは子どもだけではない

こんにちは、講師のはるとです。最近すっかり暑くなって、体調管理が難しいですね。エアコンばかり…というのも気になるし、熱中症も怖いし…という暑さです。

さて、先日、ある親御さんからご相談がありました。「子どもが小学校までは英語の授業はついていけてたのに、中学校に上がるととたんに成績が下がってしまって。私も子どもの宿題を手伝えたのですがなかなか教えても理解できないようでお互いにイライラしてしまって…」という内容でした。

こうしたお悩みは非常によく聞きます。そのお悩みの原因は、教育委員会のデータからひも解くことができると思います。例えば現在山口県の小学3・4学年では年間35単位時間の授業(外国語活動)を確保し、小学5・6学年では年間75単位時間の授業(外国語科)を確保するとしています。

これが中学校に上がると年間授業時間は140時間とほぼ倍増。加えて内容も一気に難しくなります。数学などの積み上げが重要な科目と同様に、第二外国語である英語を理解するには文法が重要な分野になりますが、中1で英語につまずくと中3までずっと苦手…というのはよく耳にします。

また、学習指導要領では小学校3年~6年の4年間で学習する英単語数は600~700語程度とされているのに対し、中学校3年間では新たに1,600~1,800語程度を追加で覚えることになります。

つまり、「質だけでなく量的にも英語学習の内容は小・中で激変する」ということを理解して備えておかなければ、結構大変です。

たとえば英検®では、英検®Jr.という5級未満の新たな級を開発したのが1994年です。そこからオンライン版など進化を続けています。英検®Jr.は小学校のお子さんが腕試しするにはちょうどよい難度になっていると思いますが、中学校からは5級から3級が一つの目安です。

ただし、ご家庭によっては高校英語にスムーズに移行できるように中学校の間に準2級や準2級プラス、2級といったさらに上の級を目指す場合もあり、下関でも中3で準1級に合格する子が出てくるなど、その熱の入りようは過熱の一途をたどっています。

このような状況ですから、親御さんがご自分でお子さんの英語学習をフォローするのは昭和・平成時代よりも圧倒的に難しくなっていると思います。また、私が懸念しているのは中学校でのつまずきが高校にも響き、高校では数学という主要科目が英語以上に難しくなるという事実です。つまり、高校では数学の予習・復習・定期試験対策に時間が奪われて、英語にかけるべき時間を失う生徒が一気に増える、という恐ろしい事態が起こりえます。

英語も数学も苦手…となると国公立大学の受験は相当選択肢が狭まるため、私も塾講師時代には中3生(新高1生)へのガイダンスで口酸っぱく注意喚起をしていました。

ということで夏休み真っ只中の今こそ、中学準備の小6生が英検®5級チャレンジや高校受験間近の中3生の3級チャレンジ、そして高1生の夏季休暇中の準2級チャレンジの絶好のタイミングかと思います。

次回の英検®は9月下旬ごろにありますから、夏休み明けに一気に実力を伸ばして合格を目指すのは素晴らしい目標だと思います。ぜひ一度、体験レッスンにお申込みください!

※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。