「聞いている瞬間は分かるのに、最後まで聞くと最初の内容を忘れている」
英検2級リスニング第2部では、この問題が起こりやすくなります。
原因の一つは、英文を一文ずつ記憶しようとしていることにあります。
必要なのは全文暗記ではありません。話の骨格をとらえることです。
結論:「単語」ではなく「ストーリー」で覚える
例えば、英文を聞きながら、
woman
company
2018
computer
problem
new service
のように単語だけを記憶しても、それぞれの関係が分からなくなることがあります。
そうではなく、
女性が会社を始めた
↓
問題が起きた
↓
新しいサービスを作った
↓
成功した
というように、情報同士をつなげます。
これが「話の骨格」です。
聞きながら4つを探す
第2部では、次の4点を意識すると整理しやすくなります。
①誰・何について?
②何が起きた?
③なぜ?
④結果どうなった?
すべての単語を記憶する必要はありません。
数字や固有名詞に振り回されない
リスニングでは、数字や人名などが耳に残ることがあります。
しかし、聞こえた情報=重要情報とは限りません。
数字を覚えることに集中しすぎて、その後の重要な内容を聞き逃しては本末転倒です。
「この数字は話の中心なのか?」という視点を持ちましょう。
分からない単語が出ても止まらない
リスニング中に知らない単語が一つ出て、「今の単語なんだ?」と考えている間に音声は進んでいきます。これが非常に危険です。
知らない単語が出ても、分からない → 捨てる → 次の情報へと切り替えます。
後続情報から意味を推測できることもあるからです。
復習では「日本語1文要約」を作る
音声を聞いた後、「結局、何の話だった?」と自分に質問してください。
例えば、
新しい交通サービスが導入され、住民には便利になったが、費用の問題もある話。
程度で構いません。これが言えない場合、細部は聞こえていても文章全体を構造化できていない可能性があります。
スクリプトを使った復習
①まず音声だけで解く
本番と同じ条件です。
②スクリプトを読む
知らない単語・構文を確認します。
③話を4要素に分解する
テーマ/出来事/理由/結果などに整理します。
④音声+スクリプト
音と文字を一致させます。
⑤音読
意味を理解しながら英文を声に出します。
⑥もう一度音声だけで聞く
最初より情報を追えるか確認します。
「聞き流し」だけでは弱い理由
英語音声をたくさん聞くこと自体に意味がないわけではありません。しかし英検対策として、
理解できない音声を理解できないまま繰り返すだけでは、自分の弱点を特定できません。
英検対策では、「聞けなかった英語を、次は聞ける状態に変える」という復習を意識してください。
30秒診断|第2部で失点する原因は?
- 一語一句覚えようとしている
- 知らない単語が出るとそこで止まる
- 数字や固有名詞ばかり覚えている
- 最後まで聞くと最初を忘れる
- スクリプトを確認して終わる
- 音読をほとんどしていない
- 「結局何の話だった?」に答えられない
3つ以上なら、
情報を「単語」から「ストーリー」に変換する練習
を取り入れてみてください。
リスニングは「聞こえない場所」を見つけると対策しやすくなる
語彙不足なのか。音声認識なのか。処理速度なのか。記憶・情報整理なのか。原因によって練習方法は変わります。
その診断は客観的な目線も必要です。
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まとめ
英検2級リスニング第2部では、全部覚えるのではなく、話の骨格をとらえることを意識します。
音声を聞きながら、誰・何のこと?→何が起きた?→なぜ?→どうなった?という流れを追ってください。
そして復習では、音声 → スクリプト → 構造化 → 音読 → 再リスニングまで行います。
「問題を何問解いたか」ではなく、昨日聞けなかった英文が、今日は聞けるようになったか。
そこを学習の基準にしてみてください。
英検2級リスニングを「なんとなく勉強」から変えたい方へ
現在の正答率だけではなく、実際にどこで聞き取れなくなっているのかを確認すると、勉強すべき内容が見えてきます。