山口県公立高校入試の英語は大問6問構成で、リスニング、対話文読解、資料・図表読み取り、長文読解、英作文と幅広い技能が問われます。2024年度は6問中4問が長文読解あり、50点満点の約60%を占めるなど、読む力の比重が非常に高いのが特徴です。
注目したいのは、この構成が英検3級の出題形式と多くの共通点を持つことです。英検3級もリーディングで語彙・文法問題、対話文の空所補充、資料や文章の読解を出題し、ライティングでは与えられたテーマについて自分の意見と理由を25〜35語程度の英文で書く力が求められます。
山口県入試でも「与えられたテーマについて書く問題」が例年出題されており、難しい表現より使い慣れた語彙・構文で正確に書くことが得点への近道である点も共通しています。
つまり、英検3級対策で培ったリスニング力・資料読解力・意見文を書く力は、そのまま公立高校入試の得点力につながります。逆に言えば、英検対策を通じて時間を意識した長文演習を重ねることが、50分という限られた試験時間で高得点を狙う最短ルートともいえるでしょう。
山口県公立高校入試では、ややリーディング・長文偏重である点を意識して速読・即解のトレーニングを積む必要はあります。ただ、あからさまな文法問題が減ったことで忘れられがちですが、やはり基本となる英文法が整っていなければ、速く読むチカラはつきにくいと言えます。学校では文法を中心に授業が行われますが、きちんと予習復習の力点を文法においておきましょう。
日頃の英検学習を「入試の実戦練習」として位置づけて、高校入試前から英検受験・合格で試験体験・成功体験を積んでおくことを強くおすすめします。